冬の階上岳トレッキングレポ

wish

2012年02月15日 12:00

2/11に階上岳に登ってきました♪



【階上岳(標高740m】
青森県階上町
県南地方で登山者が最も多い山。なだらかな山容を寝ている牛に見立て、
臥牛山(がぎゅうさん)の愛称で親しまれている。




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冬の階上岳は初。
しかもソロです(^∀^*)

一度はやってみたかった冬の山登り。
本格的な装備はないので、手軽な里山で挑戦してみました。



装備はある程度あるものでまかないました。

帽子はスノピのコットンキャップ。

ウェアはヒートテック、ドライ長そでTシャツ、
ダウンジャケット、サレワの防風防水ジャケット。(途中暑くてダウンは脱ぎました。)

パンツはタイツとメーカー不明の厚手のパンツ。

フットウェアはGORE-TEXブーツ、GORE-TEXロングスパッツとパイル靴下。
そしてスノーグローブ。

ザックには
レインウェア、ネックウォーマー、化繊帽子、フリース上着
行動食、カップ麺、オニギリ、火器&燃料(ガス)、コッヘル、
水3L、カメラ、携帯ナビ、携帯電話、トレッキングポール、ヘッドライト、ワカン、アイゼン。

計量すると8kgくらい。
以前、測量機材背負った時よりはずっと楽です(ノω`)プププw

事前の情報だと階上岳は冬でも登ってる方が多いようなので
ある程度気楽な気持ちで準備してみました。

それではでっぱ!!ヽ(^◇^*)/ ワーイ



八戸地方は例年降雪量は多くありません。
道路も乾いていて天気も良好w



それゆえに3シーズン仕様でも行けるかなぁと思うんですがw

まずはアイゼンもワカンもつけず登山口まで歩きます。



一応、nav-uも持ってきたんですが。。。



こちらは今回は使うことありませんでした。

想定していたのは激しい吹雪時の進路確認用。
一事が万事、何が起こるか分かりませんので。

使うような状況にならない事が一番です。

最初はアイゼンをつけず登ってみます。



しっかりトレース跡がついています。
地元の皆さん、結構登ってるんですね~(^∀^*)

順調に登っていくものの、踏み固められた雪は滑りやすく歩きづらい。
安全性も考慮してアイゼンを着用します。



こちらは某アウトドアメーカーの方からイタダキ物のアイゼン。
手作りだとか?
さっそく使わせていただきまーす(゚Д゚)ノ ァィ

装着方法はこれでいいんだろうか?(´・ω・`)



登ってみると・・・

(*゚ロ゚)(*゚ロ゚)(*゚ロ゚)ォォォオオ めっちゃ歩きやすい♪

ザクザクとグリップ効かせながら登ることができました(^∀^*)



何人か下りてくる登山者はいたもののやはり冬。
人気が少なく、とても静かです。
私の吐く息とアイゼンの踏みしめる音が山に響きます。

前半は順調にザクザクと登っていたんですが
だんだんと息切れするWish。

降雪前はこの登坂も余裕で登れたはずなのに・・・



ゼーゼ―言いながら登ってます。(:.;゚;Д;゚;.:)ハァハァ
約3カ月何もしなかったのが体力の衰えにつながったんでしょうね・・・
鍛えなおさなくちゃ。

汗をかきすぎないように。
途中で重ね着していたダウンジャケットを脱ぎます。

のどが渇いたので水分補給をしようとすると

Σ(・∀・|||)ゲッ!!



プラティパスのストローの先端が凍りかけてます。
冬の登山で気をつけることは凍結防止・・・
分かってはいたんですが、改めて実感できました。

6合目を過ぎたあたりから、だんだんと積雪量も増し
だいたい50cmくらいでしょうか?
それでもトレース跡はしっかりついてるので安心して登れました。

ふと足元を見ると、ウサギの足跡発見w



いたるところでピョンピョンと( *´艸`)クスクス



はて?これは何の足跡だろう??



これもまた冬の山ならではの楽しみでしょうか。

振り返る景色もまた冬らしく素晴らしい♪



雪の中にひっそりとそびえる木々。
葉の擦れ合う音も、動物の鳴き声も虫のざわめきも
一切聞こえない静寂の空間。

寂しく感じますが、これが春を迎えるための冬ごもり。
この景色があるからこそ、春の息吹をより深く感じられそう。

四季の移ろいを楽しむってイイですね(≧ω≦)b

冬の里山を楽しみながらゆっくり登っていると
怪しい雲が近づいてくる。



(; ̄ー ̄)...ン
ヤバいな、少しペースを上げよう。

何度も休憩入れながらやっとの思いで山頂に到着です。ヽ(´∀`。)ノ・゚ヤッタアァァアァン



視界悪っ!!(爆)

階上岳といえば階上龍神水。
ってことで奥にちょこっと歩いていきます。



雪に埋もれてないか心配でしたが、こちらも人の入った跡があって
しっかり残ってました(^∀^*)



湧水の量は少ないですが・・・



柄杓でいただきます。



秋の頃は甘かったような気がした龍神水ですが
冬場は雪を溶かしたような味。
季節によって味が違うんでしょうか?

山の恵みもしっかりいただき再び山頂へ。



北西側から近づいてくる雲。
そしてだんだんと強くなっていく北東の風。

こりゃ天気、崩れるな・・・[壁]д=) ジー

気温は-4.6℃。



悪天候に備えるため足早に山頂を後にします。

あ、三角点タッチ忘れた(爆)

8合目の避難小屋に移動し一服休憩と装備の変更。



お湯を沸かして



コーヒータイム♪



甘めに作ったコーヒーが染みわたり
山頂で冷えた身体がホッと暖まります。

外は予想通りだいぶ吹雪いてきました。



身体を休めてる途中、ちょっとお着替えタイム。

サレワのジャケット。



防風・防水性能あり、岩手山トライにむけて買ったウェア。
ただ透湿性があまり期待できない製品。

予想通りジャケットの内側がビッショリ濡れてました。
これでは汗冷えしてしまいますね(-_-;
このジャケット、冬はお留守番です。



そこで透湿性に優れた?レインウェアの登場です。

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紛らわしい商品表示ですが
ゴアテックス製ではありませんのであしからず。(ノω`)プププw

なんだか大げさな商品説明でついつい買ってしまったものですが
生地は東レのブリザテック。
透湿防水性能は現場作業ではなかなかのものでしたよw

これでもかっ!ってくらい設けられたベンチレーションも素敵です。

着用後の写真。



着席間に合わなかったセルフタイマー(爆)

冬季のレインウェア着用は初めてだったんですが
ダウンジャケットと重ね着すると寒さはさほど気になりませんでした。
登山時はダウンすらいらないかもしれませんね。

下山はトレッキングポールも使用。



付属のスノーバケットが探せなかったので
アウトドアショップで購入したブラックダイヤモンドのスノーバケット。



キャプテンスタッグにもシッカリ合いました(ノω`)プププw

小屋を出ると天気はすっかり荒れ模様。



登山者も見当たりません。

ザクザクと私のアイゼンで踏みしめる音が響きます。

本当に静かな山。

山頂まで続く車道は冬季閉鎖しているので
車の音も聞こえません。

遠くの渓流の水流音と風が吹いた際の木々のざわめきだけ。



耳を澄ますとシーンと静まり返る。
むしろ静寂で耳が痛くなるような錯覚すら感じます。

いいなぁ~(・∀・)♪+.゚

なんて、まったりと冬山を愉しんでいるWish。

まったりしている場合じゃなかったね。
どんどんと風も雪も強くなりすごい吹雪(^-^;A



寒さはさほど感じませんでしたが、目に雪が入り歩きづらい。
次からはゴーグルも持ってこよう。

登りと違って天候はだいぶ荒れましたが
落ち着いて下山できました(≧ω≦)b



ちなみに期待していたレインウェアですが
残念ながら内側は濡れてました(^-^;A

なるべく汗かかないようにしたんですけどね。
もう少し工夫が必要ですね。

もしくは・・・欲しいなぁ~あれが・・・[壁]д=) ジー

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そんな物欲も刺激される勉強になった冬の里山トレッキング。

次もまた登りたくなるようなとても楽しい遊びとなりました(^∀^*)

そして車に戻ると・・・



なんじゃこりゃぁー!(爆)



おっしまい♪

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