先週土曜日にリョウが所属するミニバスケット部で6年生を送る会が行われました^^
リョウは引退し、5年生に引き継ぐバスケ部の伝統行事。
毎年、後輩達から6年生へ寄せ書きを渡したり、メッセージを送ったり。
そのお礼として、6年生が何か出し物をします。
今年の6年生はダンス。お題はライジングサン(笑)
先日の記事でも触れましたが、 【
wish夫婦のプロデュース(≧∇≦)】
近くの集会所を借りて5時間という短い時間の中で、
みんなが一致団結して仕上げたダンス^^
EXILEのように華麗には踊れませんが、子供同士で工夫してアイディアを出しあい完成させました。
当日は練習のかいあって、笑いあり、拍手あり、アンコールあり(笑)
顧問先生にもしっかり感謝を伝え、心温まるとても素敵な送別会になりました。
そしてその後は、Wish家で打ち上げ会。
リョウを含むバスケ部員全員と父母たち。お互いの労をねぎらい盛り上がりました^^
いよいよ来年は中学バスケ!の話題になると、朗報が♪
子供達はほとんどが中学でもバスケを続けるそうです。
小学校でも一緒に戦ってきた仲間ですから、良き友良き部員となること間違いなし!(≧ω≦)b
「中学でも、またよろしくね~!!(^∀^*)」
新たなステージ、中学バスケの話題で賑わう仲間達の輪の中・・・リョウはひとり複雑な思い。
リョウはみんなと学校が違うんです。
ちょうど学区の境という住宅の事情でそうなったWish家。
でも学区外通学の申請すれば、事情を考慮して友達がたくさんいるA中学校に通えます。
Wish家のご近所さん達は皆さん申請しているそうで、友達と別れてしまうのは辛いだろうと私も申請するつもりでした。
ところが・・・リョウは悩んでいました。
11月の最後の大会。優勝校に
40点差をつけられ大敗したあの日以来ずっと。
友達と別れることになるそのB中学校とは・・・
昨年、県大会・東北大会まで進出したバスケ部が集まる中学校。
今までともに戦ってきたバスケ部の仲間達と一緒にA中学校でバスケがしたい。
でも強豪といわれるバスケ部が集うB中学校で自分の力を試してみたい!
その狭間で2か月間ず~~~っと悩んでいたリョウ。子供ながらその葛藤は相当なものだったでしょう。
先日のとことん山年越しキャンプで、
mamonobu家の息子さん、
中学の大きな大会で成績残すRyou先輩にアドバイスを色々聞いていました。
そのキャンプの帰りの車中で突然息子がポツリ。
「父さん、母さん、オレはB中学に行く。今よりもっとバスケ強くなりたい。」
夫婦そろって意表を突かれ
「はいっ??」
今思えば私も梅子もホント呆気にとられてた(笑)
B中学に行っても自然にバスケがウマくなるわけじゃない。
B中学に行く子はとびきりバスケが上手いから、リョウはスタメンに選ばれないかもしれない。
そしてなによりも大事なのは・・・
6年間通った今の小学校からB中学に行く子は、ほとんどいない・・・
親として当然ながら、B中学を選ぶリスクをしっかり伝えました。
それでも凛とした目で私達夫婦をみる息子は笑顔でキッパリ言いました。
「大丈夫!オレ、もっとも~っと強くなるから!(^∀^*)」
もうそこに迷いはありません。そして息子の誇らしげな顔を見て私も梅ちゃんも決めました。
自分の道を選んだ子供の応援をしようと。
「リョウ!リバウンドしっかりとれ!!」 「ディフェンス腰が高い!!」
親の指導がなければ何もできなかった去年の夏。
ふと気づけば、親の指導もないままに朝の自主練・ランニングを一人で黙々と続けている。
男子三日会わざれば刮目して見よ。
自分の意思でしっかり考えて、想いを伝えることが出来るようになった。
私達夫婦の予想を超えた息子の成長ぶりに嬉しいやら寂しいやら・・・(´-`)
・・・親も子もいろいろな思いが交錯した6年生を送る会。
リョウはそれが部員同士の最後の思い出になると分かっていたので、ダンスも真剣に踊っていました。
前列一番左端がリョウです(。-∀-)ニヒ♪
いつのまにかこんなに大きくなった。身体だけじゃなく、心も成長した息子。
リョウが選んだ道。それはたぶん彼の人生の中の小さなターニングポイント。
3年間共に練習し戦ってきた仲間と別れ、今よりもっと練習を積んでも表舞台に立てるかどうかも分からない厳しい道。
それが正しい選択かどうか私も自信を持って答えられないけど。
正しい道がどれかなんてきっと誰も分からない。
だったら、後悔しない道を選べばいい!
出会いもあれば別れもある。
別れを乗り越え、リョウは新天地へ。
父も母も新たな旅立ちを祝福し、しっかり支えていきたいと思います♪